Air VJ (Smart VJ System)

秋葉原のクラブMOGRAにて、MBSoD -Blue Screen of Death- version1.0という映像イベントがあり、(BSoD は、映像パフォーマンスのための新しいシステムを模索する人向けの実験場)ということなので、自分はフリー部門に応募して出演してきました。

今回自分が試してみたかったのは、なるべく小さくシンプルな映像操作システム。そういうことで勝手に命名した「Air VJ(Smart VJ System)」

Air VJとは、独自で作ったiPhone用映像アプリの画面をAirPlayのwifiでAppleTVに飛ばし、そこからプロジェクターに繋いで映像を出すシステム。
 
[システム図]

「ただiPhoneの画面をAirPlayで出すだけじゃないかぁ!」と突っ込まれそうですが、このシステムを見たMOGRAスタッフの人がビックリしてくれたようで、たまにMOGRAで開かれるVJのイベント「VJ Session」でも例が無いそうです。
自分もネットで「Air VJ」「iPhone AirPlay vj」「iPhone wifi vj」「smart VJ」とかでGoogleやYouTubeで検索しましたが見当たりませんでした。
もしこれから流行ったりしたら、自分が世界初披露と勝手に思っておきます。

自分が作った映像アプリは、iPhoneのマイクからの音に反応するエフェクト(10個程)を急遽openFrameworksを勉強しながら3日程で作りました。
他のアプリは、4D CameraWarpCameraを使って、演者やお客さんを映してました。

ただこのシステムにはメリット、デメリットありまして、そのメモと次への課題を書いておきます。

【メリット】
システム全体の機材が軽くなる。
iPhoneは線も何も繋がってないので、VJブースとか関係なくフロアーを自由に動き回る事ができる。
不思議がられる。

【デメリット】
wifiが届かないと映像が止まる(MOGRAのフロアーで端から端まで移動しましたが大丈夫のようでした)
アプリの切換え時の操作画面が投影されてしまう(アプリで対応するかミキサーを使うかで対応可)
端から見て何やってるか分かり辛い
iPhoneのバッテリーが心配(数時間なら全然持ちます)
wifiなので多少のタイムラグがあるかも(見に来てくれた方によるとそう無いそうです)

【次回への課題】
自由に動き回れる良さを活かしたコンテンツを考える
もう一段階上のシステムへ改善

 

勢いでtwitterのアカウントを作っちゃいました!
Air VJ
(未だ何もtweetしてないですけど)