International Space Apps Challenge Tokyo 入賞!

20,21日に行われました、International Space Apps Challenge Tokyoに参加しました。
International Space Apps Challengeとは、(ざっくり言うと)NASAやJAXAのデータを使って世のためになるアプリ開発するハッカソンです。参加したのは、それのTOKYO大会。

自分は「Artistic Data Materialization:Beyond Visualization」のチームでソフトウェア開発を担当しました。このチームは宇宙のデータを使ってオブジェクトを生成し3Dプリンター等を使ってアクセサリーを実際に作りました。

そもそもこのチームの目標は、その一週間前のアイデアソンで出た「とある日付の星や衛生の位置データを使って実際に形にし、3Dプリンターで生成して何かできないか?」というものでした。
それで自分が(過去近いインタラクティブアート作品「train360」を作った経験もあり)、「とある日付の惑星の位置で出来る3角形をとある軸に一周して出来るリング」を提案しました。
(下の画像の赤い3点で出来る緑の三角形を青軸の周りに一周回して出来るリング)

 
そして実際に開発したソフトウェアの画面。

リングには、波や捻れ等のエフェクトも追加出来るようになってます。
リングの3Dデータは、stlという3Dフォーマットでファイルに書出し3Dプリンターに渡します。

 
ハッカソン当日に実際に3Dプリンターで書き出したり、アルミ版を削ったりしてイヤリングや指輪ペンダント化しました。
下の映像は実際のプレゼンの映像です。プレゼンはチームのリーダーである多摩美の久保田先生です。

結果は、総合3位でグローバルチャレンジの権利まで頂きました。

今回参加したチームは、リーダーを始め、アイデア、ソフトウェア開発、データ作成、オブジェクト生成、資料造り等それぞれのモチベーションの高い方々が集まっており、そういったことが受賞に導けた要因の1つかと思います。
そういう方々と一緒に1つの物を目指し、何かを成し遂げられた事をとても感動しましたし、一緒に何かを目指すという面白さ・楽しさを改めて感じました。

個人的には、子供の頃から好きだった宇宙に関わるプロダクトデザインできる、3Dアプリケーション開発することが出来、とても満足してます。

次はグローバルチャレンジに向けて準備をしていきたいと思います。

 
ハッカソンの様子:
星にチェックインして共有、イトカワを歩ける体験も~宇宙アプリのハッカソン
宇宙関連のアプリ開発イベント、国内1位は「ISSから見る地球」